Axe-Fx
1年以上前から欲しかった機材を海外から取り寄せてようやく手に入れた。その名も「Axe-Fx」
今でこそすこしづつ日本にも情報は入ってきてるが、その頃は全くなくて、日本から買うことすらできなかった。その念願がかなって、電源を入れる前にしばらく見つめちゃうくらい嬉しかった。
しかし、戦いはこれから。
当然、説明書はすべて英語(!)なので、辞書を片手に1個づつボタンを押しながら、確認確認の嵐。
自分のイメージに合う音は何でも出せちゃう万能選手だけど、あくまでそれを作るのは自分。
その作業は、最高の素材から、作り出す料理にも通じるものがあり、一筋縄ではいかない。
楽しみながら、悩みながら、作っちゃやり直し、目的の音に近づけていく。
そんなことを繰り返しながら、技術の進歩に感心してしまった。 こいつに積まれてるチップはパソコン並みらしく、説明書の中にも真空管は入ってませんとある。
デジタルの世界は、あくまで0と1の2進法からなる。コンピューターだけで、あのCDで聴けるようなカッコいい音が作れるわけないじゃん、とはなから敬遠していた時期もあった。
そういうこだわり方を決して否定するわけではないが、アメリカンな音をだしたいときもあれば、ブリティッシュな音をだしたいときもあるわけで、それを補えるものがあるに越したことはない。
中途半端なアメリカンや、ブリティッシュではダメで、納得するまで音作りを進める。
…果たして3.28でお目見えできるのか?!
# by ww_ryosuke | 2009-03-04 02:44 | KODAWARI