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Axe-Fx


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1年以上前から欲しかった機材を海外から取り寄せてようやく手に入れた。その名も「Axe-Fx」

今でこそすこしづつ日本にも情報は入ってきてるが、その頃は全くなくて、日本から買うことすらできなかった。その念願がかなって、電源を入れる前にしばらく見つめちゃうくらい嬉しかった。

しかし、戦いはこれから。

当然、説明書はすべて英語(!)なので、辞書を片手に1個づつボタンを押しながら、確認確認の嵐。
自分のイメージに合う音は何でも出せちゃう万能選手だけど、あくまでそれを作るのは自分。

その作業は、最高の素材から、作り出す料理にも通じるものがあり、一筋縄ではいかない。
楽しみながら、悩みながら、作っちゃやり直し、目的の音に近づけていく。

そんなことを繰り返しながら、技術の進歩に感心してしまった。 こいつに積まれてるチップはパソコン並みらしく、説明書の中にも真空管は入ってませんとある。
デジタルの世界は、あくまで0と1の2進法からなる。コンピューターだけで、あのCDで聴けるようなカッコいい音が作れるわけないじゃん、とはなから敬遠していた時期もあった。

そういうこだわり方を決して否定するわけではないが、アメリカンな音をだしたいときもあれば、ブリティッシュな音をだしたいときもあるわけで、それを補えるものがあるに越したことはない。
中途半端なアメリカンや、ブリティッシュではダメで、納得するまで音作りを進める。

…果たして3.28でお目見えできるのか?!

  # by ww_ryosuke | 2009-03-04 02:44 | KODAWARI

感動をつくれますか?

気になるタイトルの本を発見したので、今日は読書。
作曲家の久石譲さんが書いてるってことで、ますます気になった。

ものをつくる、生み出すアーティストとしての彼の価値観や考え方について、書かれていて、自分と通じるものがあったり、改めて再発見することなどがあり、音楽って深いなぁと改めて思わされた。

映画音楽という枠組みの中で彼の音楽は、聴く人の心を打つ。
しかし、その人生において、色々な紆余曲折をへていることがわかった。
大学~30歳にかけては、一般の人が理解しがたい、しかし突き詰めるほどに奥の深い現代音楽に傾倒していたらしい。
しかし、「風の谷のナウシカ」の音楽の仕事をもらった瞬間から、それまでのものを一切捨て、「本当に求められし音楽」づくりに着手したというのだ。

やるときめたらとことんやる! やるからには一番になりたい。
優しい旋律とは裏腹に彼からでてくるセリフは、非常にストイックであり、叩き上げだ。

オーケストラの世界において、日本人は、海外のオーケストラに混じると確かに「うまい」という。
しかし、それは一番最初のリハーサルにおいてであり、本番までに周りがどんどん音楽的になっていき、
尻すぼみ状態になってしまうらしいのだ。
やはり「何を伝えたいか」が明確になってないからで、譜面を正確に演奏することに終止してしまうから…。

彼のいう倫理的な解釈、思考と、センス、直感のカオス状態から音楽は生みだされるというところから逸脱しているからなのか。

数値的に、ここはこのくらいの長さで、ここはこのくらいの強さでなどと、いちいち頭のみで計算して音楽をできるほど、器用ではないし、その先に何の意味もないのはいうまでもない。

目標や、見えるべきものがないと、人間はそれを叶えることはできないと思った。

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  # by ww_ryosuke | 2009-03-03 01:52 | DIARY

分岐点

気がついたら…

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また、朝になってました。久しぶりに、エレキを弾きたおしてました。

今は、ホントにアコギばっかりだけど、実は、一番初めに持ったギターはエレキでした。

当時、中高一貫の学校だったんだけど、先輩で、音楽室で爆音でギターソロを弾いてる先輩がいて、一発でノックアウトされたんです。
テレビの中でしか見たことなかったからとにかく衝撃的であり…。

ごくごく平凡な学生時代に、初めて自分が打ち込めるものを見つけたような気がして、絶対「プロになる!」と、漠然と思ってました。 しかし、当時学校には軽音楽部というものが存在せず、音楽室にあるアンプやドラムセットをさわるには、吹奏楽部にはいって音楽室にいりびたるしかない…と、勝手な解釈をし、すぐさま入部届けをだしたのでした。

あの時の先輩との出会いがなければ、おそらく今の自分はなかったでしょう。


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  # by ww_ryosuke | 2009-03-02 06:37 | GUITAR

YOKOHAMA MUSIC AWARD★

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昨日の放送、深夜にもかかわらず何人かから聴いたよーってストリートで声かけてもらいました!
久しぶりのラジオという事もあって、のっけからテンションあがってしまい、、失礼しましたです。。



ワンワド2人になってからの、活動や近況の報告、「ROAD TO ARENA」に向けての意気込みなど
など、たっぷりと話させていただきやした。
早いもので、もう3月なんだね。
意識の中では、後2ヶ月ってところから、走ってきたけど、気がついたら中間地点。

これから、残り1ヶ月。ワクワクもするし、ドキドキもする。
「もう毎晩寝れないっすよ~」なんて、ラジオで言ってたオレのセリフは、半分冗談だけど、実は本当だったりもするわけで、想像は膨らんで気づいたら朝ってことはたまにあります。

…でも、こうして思えば、思うほど、ストリートに足を止めてくれる人の数が増えていってる気もしてて、「思えば叶う」っていう言葉はホントだと思う。

世間や周りでいきばのない怒りや、状況が生んでしまった悲しい事件が続けば続くほど、もっと素直になろうと感じる。
一見簡単なようでいて、それって実は、なかなか難しいことだから。
そんな自分自身に向けての意味も「向日葵」の歌詞にはこめられてたりするんです。

3月も、よろしく!

  # by ww_ryosuke | 2009-03-01 01:36 | DIARY

失うこと

川崎スト、アンコールまでいただいてありがとうございました!
ストリートでアンコールなんて、なかなかない事なので、泣きそうになっちゃいました。

何年も活動して、累計何百回と続けてるけど、みんな初めて見たり聞いたりしてくれるわけで、
だから、気持ちの中でも、毎回真剣に伝えていかないと…と、ひしひしと感じた日でした。


さて、今日は最近世間を騒がせている薬物問題について。
まさか、あの人がという人まで汚染は広がっていて、びっくりしてしまう。
「依存する」ことって本当に怖いことだよね。
もう完全に手を染めてしまうと、病気になって、それがないと日常生活を送ることさえ困難になってしまう。
でも、そうなる前だとしたら?

記事を見たり、中毒患者の言葉を聞くと、「気がめいっていて、ついつい誘いにのった」 「仲間から誘われて断りきれなかった」 など、好奇心や、興味本位で手をだすケースが多いという。
大学生などは、断ることで、グループから外されてしまうという思いが強いみたいだ。

でも、果たしてそうだろうか? 青春時代を薬物に依存することで、仲間も、家族も、そして人生さえも失ってしまうということに、その場では考えが及ばないだろう。

頭ごなしに、「ダメ!」と、子供をあやすような強制力が効力をもつとは思わない。
禁じられると、つい手をだしたくなるのが、人間の性だから。

…何を失ってしまうのか、はっきりと、イメージがわくようになれば、断る勇気も生まれるのではないか。

  # by ww_ryosuke | 2009-02-22 03:15 | DIARY

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